スマート電球「Philips Hue」とは?
「Philips hue」は自動音声認識AIアシスタントを持っているデバイスで操作ができる照明。
操作対応デバイス |
iphone(Siri) |
Android(Googleアシスタント) |
Amazon Echo(Alexa) |
タブレット端末 |
これらのデバイスを操作する(声をかける)ことで、照明のON/OFFができるようになるのが「スマート電球」です。ひとつのスマートフォンから複数の照明をまとめて操作することもできるので、今までの照明とはまったく違う操作性があります。
消し忘れや不在時の防犯として外出先からもON/OFF操作ができ、アプリを使うと帰り道で”この場所に来たら”電気を付けるなど、細やかな設定もできます。
もちろん、目覚まし代わりに朝の決まった時間に電気をつけるなどもできるので、寝室にもおすすめです。
そこで今回は、いろいろな便利機能を持っているスマート電球「フィリップス・ヒュー」を詳しく紹介します。
電球だけ変えても操作はできない
スマート電球に変えるだけではワイヤレス操作はできません。
専用の「ブリッジ」というものが必要になります。ブリッジは、Wi-Fiネットワークを通じて、スマート電球とiPhone/Android/タブレット端末を繋いでくれます。このブリッジが繋がることで明るさや色をワイヤレスで操作できようになります。
Philips Hue ブリッジ
このブリッジをiPhone siri/Amazon Echoと使用することで、音声での照明のオンオフや、明るさの調整を行うことができます。1ブリッジあたり合計50個のランプを登録できるので、ひとつあれば十分ですね。
ブリッジは、iOS 8.0以上、Android 2,3以上を搭載したデバイスに対応。電球以外にもライトリボンやGo(ランプ)などが制御可能です。保証期間は2年。
用途に応じたスイッチ&コントローラー
Hueには、スマートフォンを手元に置かなくても様々なシーンで活躍するスイッチとコントローラーがあります。
Philips Hue Dimmer スイッチ
Dimmerスイッチは、ワイヤレスで日常のシーンに活躍してくれるスイッチ。4つの初期プリセットがあり「集中する」「やる気を出す」「くつろぐ」「本を読む」など使う場面に合わせた暖色系と昼白系の調光ができます。もちろん、お好みでシーンの変更も可能。
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スイッチがあると通常の壁スイッチとしても使えるのが便利。これまでのような配線工事の必要もなく、好きなところに粘着テープ、ネジ、マグネットで取り付けられるのが嬉しいですね。スイッチは分離もできてリモコンとして使えるなど利便性がとても高いです。*使用の際は「Hue ブリッジ」が必要です。
Philips Hue タップスイッチ
Hueタップスイッチも、シーンに合わせた4種類プリセットを選んだり、自作シーンを設定したりすることができます。また全部の照明をボタンひとつで消す設定もできます。
驚いたのは、ボタンを押した力がエネルギーになる「キネティック駆動」になっていて、スイッチには電池が入っていないこと。電池交換の必要がないのは新鮮です!
*使用の際は「Hue ブリッジ」が必要です。
Philips Hue モーションセンサー
Hueモーションセンサーは、動きを感知して自動的に照明をON/OFFすることができます。点灯継続や一定時間での消灯ができ、最短で1分、最長で1時間まで消灯設定が可能です。また昼の時間帯(7:00~17:00)夜の時間帯(17:00~6:00)など細かい設定ができますし、「昼は昼白色、夜は暖色」など発色を使い分けることもできます。
センサーは、ベッドテーブルに置いたり、付属のネジを使って天井にも取り付けられるので、発想の自由度も高くなっていますね。
例えば、深夜に寝室からトイレに行く時でも、かすかな光での調整ができるので、家族の睡眠を邪魔しないのもポイントですし、自動的に消灯してくれるので節電にもつながります。
使ってみると本当に便利なので、寝室や廊下などに使ってほしいアイテムですよ。生活の中で”動きだけで電気が点灯してくれたら嬉しい”と思う場所に設置してみてください。
*使用の際は「Hue ブリッジ」が必要です。
Philips Hue 電球とランプの種類
現在、Hueのスマート電球は、シングル、ランプ、リボンの3種類があります。シングルの口金サイズは一般的な「E26」のみ。
Philips Hue v3 (シングル)
「Hue V3」は1600万色の発色が可能なスマート電球。シーンに合わせた色に変えられるLEDマルチカラータイプです。
使用の際は「Hue ブリッジ」が必要です。
調光機能は「Philips Hue」対応デバイス(iphone.androidなど)の接続時のみ。
Philips Hue ホワイトグラデーション(シングル)
「Hue ホワイトグラデーション」は、温白色光~白色光のシンプルな発色ができるLEDスマート電球。1600万色のマルチカラーに変えられる「Hue V3」よりもお手頃な価格が魅力。
使用の際は「Hue ブリッジ」が必要です。
調光機能は「Philips Hue」対応デバイス(iphone.androidなど)の接続時のみ。
Philips Hue Go
「Philips Hue Go」は、バッテリーを搭載したポータブルランプ。1600万色のLEDマルチカラー発色で、1.5時間のフル充電で最大3時間まで使用可能、寝室の間接照明やベランダ。キャンプなどのアウトドアシーンでも使えるのが特徴。スマートフォンからの遠隔操作だけでなく、本体で色を変えたりできるボタンがあるので、電球とは違った自由さがあります。
Philips Hue ライトリボン プラス
「hue ライトリボン プラス」は、長さ2m×幅1.5cmのテープ状の間接照明。 1600万色のマルチカラー発色で裏面が両面テープになっています。そのため好きな場所に接着ができる照明です。また長さを短くしたい場合も、33cm単位なら切っても大丈夫なのでテープのように使えます。
ベッドや家具の足元などピンポイントに貼れる。
アプリがあれば、テレビの映像を部屋全体に広げたり、好きな音楽と照明をシンクロさせることもできるので、イルミネーションのようにも使える新感覚の間接照明。また別売の「Philips hue ライトリボン プラス エクステンション」を接続すれば最大10mまで延長ができます。
単体購入より安いスターターセット(ブリッジ付属)
もしスマート電球を3か所以上で使えるなら単体で購入するよりも、ブリッジが付属しているスターターセットから始めるのが一番お得になります。
Philips Hue スターターセット v3
マルチカラー「Hue V3」シングル電球3つとブリッジが付属しているスターターセット。
Philips Hue ホワイトグラデーション スターターセット
3つの「Hue ホワイトグラデーション」のシングル電球と「ブリッジ」「Dimmerスイッチ」が付属するスターターセット。
まとめ スマート電球「Philips Hue」
スマート電球いかがでしたか?寝室以外でも大活躍してくれそうなアイテムですよね。
はじめは目覚まし代わりに、起こしてくれる照明くらいに考えていましたが、モーションセンサーを付けると利便性はぐんっと上がり、スイッチがいらない照明システムが作れたことには感動があります。
みなさんもスマート電球を使った自分だけの照明システムを作ってみては?
おすすめデバイス「Amazon Echo」
「Philips Hue」を扱うのに便利な音声認識AIアシスタント「Amazon Echo/アレクサ」ですが、人気のため入手するのが難しくなっています。
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